一緒に歩いていきましょう。まずは一歩

DAYTONA Sports ECM for Z34

以前はZ33をライトチューニングしながら乗っていて、今はZ34のフルノーマルに乗るオーナーさんが相談に来てくれました。

「一通り吸排気やECUに手を入れて、Z34を楽しみたい。希望としては街中やワインディングは普通で良いから、とにかく高速走行でスッと走りを楽しみたい」

と、リクエストを頂きました。
排気系統に関しては、以前乗っていたZ33型フェアレディZにはチタニウムマフラーを装着していて、とても気に入っていたと楽しそうに言ってありましたので、今回選ぶExhaustパーツは同じくチタニウム素材を使用して、音量をグッと抑えながらも確実にパワーアップできるamuse R1 TITAN RS-silent STTIをチョイスしました。口径が細い純正Yパイプからamuse フロントパイプへ同時装着して、とにもかくにも最大限の抜けを確保しつつも騒音は抑えながら絶対パワーを上げて行く。まさに高速道路が大好きなオーナーさんにはぴったりのアイテムです。

その他、補記類に関してもDAYTONA Sports ECMの装着でスピードリミッター解除や中高速が伸びるように燃料、点火、VTC、VVEL等MAPの書き換えに始まり、OKDのプラズマブースターやNGKイリジウムスパークプラグで点火の補助を行い、DAYTONA BIGスロットルや高効率乾式エアフィルターの装着で吸入吸気も最大限確保し、高速走行時の抵抗を低減します。

「とにかく踏んであげてくださいね。回転が上がるにつれ良い味を出してくれますから」

僕からオーナーへアドバイスした言葉です。

街乗りやチョットした軽い運転でしたら、いくらチタニウム製マフラーとは言えamuse RS-silentも本当に静かな分類のマフラーです。勿論この領域ではECUデーターも軽く触った程度です。
その薄く軽量な材質の特性を最大限に生かしてチタン特有の「パリッ♪」+「フォーン♪」と誰が聞いてもチタンマフラーだって響きが出てくるのが3,500rpm~かな?7,000rpmまでエンジン回転数を上げて行くと、もうそこは完全にパワーゾーンの真っ最中。力強く押し出され排出された排気ガスはホント、チューニングカーだなって音色に変わり速く、強く走り抜けて行きます。
ECUデーターも同じで、本領発揮は3,500rpm以上の中高速のストレート上に駆け抜ける伸びを重視してプログラムしています。

早速オーナーさんへ感想をお尋ねしてみましたが、結果としては僕がデーターを作る際に高速での力強さをを重視するあまり中速からのパワー向上を意識しすぎてしまって、結果低速がなくなったように感じさせてしまったようでした。このようなオーナーさんにしかわからない走り方とのバランスはご本人にしかわからない感覚で、例えて言うならゴールを探す旅の始まりで大変貴重なご意見を頂けました。実際には低速域でも確実にパワーは上がっているんですが、大事なのは「数字」ではなく「感覚」なんです。

今現在のデイトナでは全てのZ33、Z34、ver. nismo、nismo380RSのECUデーターの入力や学習、そして通常は日産ディーラーでしか行えない純正ECUのアップデート、通称「リプロ」と呼ばれる純正ECU本体のバージョンアップさえデイトナの店頭で行えます。
大事なのは好みに近くなるよう「すり合わせ」をしていくことですよ、とオーナーさんに提案させてもらいました。なんでも同じですが一度でバチッと決まると一番いいのですが、やはり全てはオーナーさんの考えや好みがあってのもの。
「少しでも希望に添えるようにデーターの見直しを行い、早速新しい基礎データーを造りましたのでいつでも来てくださいね」
と、本日電話を入れると
「おお~!そんなことまでしてくれるの?」
って少し驚かれた様子でしたが、このような対応が即出来るから今デイトナの存在意義があるわけだし、逆にフォローが出来ないなら「普通の部品取り付け屋さん」になってしまうわけです。

これはデイトナを使ってくださっている顧客さんたち全員にあてはまることですけど、最大限僕を活用して楽しいフェアレディLifeを送ってください。楽しみは∞にあります。上手に僕を使って、僕にお手伝いをさせてくださいね!
「やまもと」と二人三脚で一緒にまだ見えぬゴール地点までの旅を楽しみましょう。

2010年8月21日

我々の感覚 ~ DAYTONA Sports ECM for CKV36 スカイライン

DAYTONA Sports ECM for CKV36 スカイライン
DAYTONA Sports ECM for CKV36 スカイライン
約680kmを駆け抜け、CKV36スカイラインクーペのオーナーさんがDAYTONAまでやってきてくれました。
実はスカイラインオーナーさんの遠征ご来店は初めてなんですよ。ありがとうございます。
8月初旬にSACLAM SILENCER+マキシムワークス M-BIT EXマニホールドを装着するということで、それに合わせ純正ECUをDAYTONA Sports ECMへリファインです。

確実な統計を持ち合わせているわけではありませんが、VQ37VHRエンジンにSACLAM SILENCER+マキシムワークス M-BIT EXマニホールドの数々の組み合わせ実績から、ECUセットアップデーターは恐らくDAYTONAが世界で一番保有していると思います。勿論VQ35DE、HRに関しても同じ事が言えます。
何を持って”1番”とするかは人それぞれ考え、感覚が異なりますから、データーの豊富さ=誰にとっても一番良い、とは全く思いませんが、それでも我々が手がけてきた数々の実績は伊達ではありません。僕は僕以外の人が創りだすことができない「僕独自の感覚」の1つをDAYTONA Sports ECMに置き換えている訳で、少なくとも僕にとってはDAYTONA Sports ECMは一番のECUデーターであることは紛れも無い事実です。

今や数多くのショップ、メーカーからリフラッシュ型Tuning ECUはリリースされています。極端な話、通信販売でTuning ECUを簡単に入手することさえも可能な世の中です。そんな中、時間、費用、事故等様々なリスクを承知の上で、ここ福岡DAYTONAまでやってきてくださるオーナーさんが後を絶たない現実を僕は誇りに思っています。
僕は今までも、これからも、可能な限りオーナーさんと談話したいし、可能なかぎり作業を手がけていきたい。そして可能な限り『僕の感覚』を多くのオーナーさんに知ってもらいたい。
そして、もっともっとDAYTONAを大好きになってくれたら嬉しい。

これが我々が持つ独自の感覚です。

2011年7月26日

DAYTONA Sports ECM for VG35DE

長崎は大島からご来店のZ33オーナーさんです。しかも海のPRO!!大型貨物船の設計をお仕事にされている方で、前回僕が書いたクルーザーファクトリーの記事を読み「これは自分も行く必要があるぞ!」と問い合わせを頂きました。

最初は「5ATから6MTへミッションチェンジ出来ないだろうか?」という旨の相談を受けていたのですが、ただ単純にミッションを交換したら6速になるはずもなく、クラッチ、ブレーキペダルの増設やプロペラシャフトの交換、CAN通信の処理や構造変更申請。とてもではないですが簡単にできるような内容ではなく、時間も予算も随分とかかる現実をご説明して、またATでもセットアップのやり方次第でMT車以上に楽しむことも出来ると提案したたところ「それだったら5ATで十分に遊ぶる仕様にカスタマイズして行こう」と前向きな考えをしていただけ、DAYTONA Sports ECMの導入を決意いただけました。

DAYTONA Sports ECM for VG30DE
エンジンは初期の280PSモデルのVQ35DEを購入して1度もスパークプラグもエアフィルターも交換したことが無いということでしたので、これを機にNGKイリジウムプラグと高効率エアフィルターへチェンジして、確かな点火、確かな吸気を確保して、DAYTONA Sports ECMの楽しさを広げて行きます。

Z33
作業時間は2時間程度。DAYTONA Sports ECMへ変更後、エンジン調整や動作確認の為軽くブリッピングしていると店内で雑誌を読んでいたオーナーさんは「ああ、吹け上がりが凄く良い車ですね。凄いな~」って、まるで他人事のように話していましたので「この音は貴方の車ですよ」ってお話しすると、椅子から立ち上がりPITの様子を見て初めて自分の車と気がつき驚いたようです。
今までずっと聞きなれたはずのエンジン音やアクセルを踏んで立ち上がってくるエンジン回転とは明らかに違い、アクセルを踏むと狙った回転数まで即座に立ちあがるシャープな特性に生まれ変わりました。

正直なところ最大出力はそれほどまでに増加していません。最大負荷時でのマージンは十分に考えていますから最大5馬力程度の上昇です。
しかしながら、アクセルを踏み、欲しいトルクが付いてくる。ATの場合、自分で回転数をチョイスできませんから、常用回転数辺りでのトルクの増加、特に可変バルブタイミングのセットアップが大きくモノを言います。かと言ってスロットルコントローラーのようにギクシャク感を出さないような全体的な特性変化までを考えたのが「やまもと」が提案するECU、DAYTONA Sports ECMです。

2010年7月7日

DAYTONA Sports ECM for Z34

Z34
広島は福山市より4時間かけてDAYTONAまで来ていただけました。
お目当てはDAYTONA Sports ECMのインストールです。

僕も前々から書いていることでDAYTONA Sports ECMの最大のテーマなのですが「パワー云々よりも気持ちよく走ることができる」これだけが僕がECUに求めるものだし、楽しんでもらいたい事なんです。
特にZ34は大排気量NAの割には思ったように吹け上がることもなくダラダラとエンジンが回る印象が強く、かと言って社外のスロットルコントローラーの装着でキビキビ動くのかと言うとそれはそれでまた違ったり、じゃあ社外のECUを探そうとしても本当にどれを選んでいいのか解らない・・・
そんなこんなでECUというもの自体目には見えない「データー」ですので、自分の思いや考えがECM変更後の体感できる?出来た?結果に近いか否かで大きくその製品の評価は変わるります。
そのような理由からデイトナではお客さんと話し合ったうえで、できるだけ要望に近づけるようにECU変更を引き受けています。

OBDスキャニング
データーインストール後もキチンと各部信号に異常が出ていないかを診断機を使いスキャニングしています。勿論、吸入空気量学習や空燃比学習も診断機を用いてクリアーしています。

SACLAM silencer
そしてSACLAM サイレンサー KIT

「パッ」とアクセルを踏んで瞬時に反応してくれるスロットル。
軽快になったエンジンはVVEL作動ポイントでは更に加速も強まり走っていくVQ37VHR。
低速から「すっ」と前に進んでくれる感があまりにも「自然」過ぎて少し驚いている。 心地よく素直に反応してくれるフェアレディZに生まれ変わったことを、喜ばしく思い素敵に思い、そして最高に楽しく思う。

2010年3月30日

2,000kmの道のり ~ DAYTONA Sports ECM for Z34

K氏から2月下旬よりZ34のECUについての問い合わせを頂いておりました。
車両は21年式のZ34 ver.S 6MT。
相談内容は、「乗り方が悪いのか?車が悪いのか解らないがとにもかくにも車が重く感じて感触が良くないのでデイトナが創るECUで改善出来るか?」と言う内容でした。
K氏はあまり車に詳しくないとのことでしたので、僕なりの回答をさせていただいたのが3月初旬。
実はどのエリアから問い合わせが来ているのかをこの時点では知りませんでしたので「よかったら遊びに来てください」と簡単に書きましたが、昨日そのユーザーさんからTELありました。

K氏「ECU書き換えに今からそちらにお邪魔します。と言っても明日になると思いますが」
山本「そうですか ありがとうございます。ところで、どちらからお見えになるのですか?」
K氏「え~と、岩手県です」
山本「イワテ・・・」
K氏「あっ、実はもう岩手を出まして、今は名古屋を通過しています」
山本「ナゴヤ・・・」
K氏「明日の朝一番にはデイトナに到着するように行きたいのですが作業予約は取れますか?」
山本「取ります!」

とは言いながらも、岩手県からワザワザ福岡県まで来るかいな?
イワテ、ナゴヤ う~ん何か聞き間違えたのかな?
と思いながら本日を迎えたところ・・

DAYTONA Sports ECM for Z34
じゃじゃん!岩手ナンバーのZ34参上!!

う~ん 本当に来た・・・

1時間ほどデイトナというお店についてお話をしたり、僕たちが考えるフェアレディZの素敵なあり方等、特に今回目に見えないECUデーターの変更ですから、デイトナの考えとオーナーの考え方をよく話し合い今回行うプログラムの方向性をしっかりと打ち合わせしたうえで作業に取り掛かりました。

DAYTONA sports ECMに変更後、吸入空気量学習や空燃比学習クリアーを実行し試走。オーナーの考えや乗り方にあわせて創ったデーターを表現できているか?を身体で確認しながら走行しました。特にZ34のデーターは今までのZ33VQ35で積み上げたデイトナ独自のハイレスポンスデーターに加えVQ37VHR特有のVVELの入り方が面白いデーターになっており3,000rpmからググッとスプリングの伸びるような感触で加速していく感が僕のお気に入りのポイントです。

全てを確認後、オーナーK氏に試乗をお願いし僕は助手席へ。
たった10mほど車を動かしただけで

「あっ、これ何か今までとは違う感触だ。凄く良い感じだ」

ホント少し、ほんの少しだけ動かしただけでも体感してもらえたようで、1速から2速へ、3速へギアチェンジしエンジン回転を上げると僕のお気に入りポイントVVEL作動ポイント。当然伸びが出てくる。それは助手席に乗っていても違いが解ります。

「うわ~、車が本当に軽くて気持ちよく乗れる」

今まで1年25,000km乗ってきたZ34とは異なる感覚を確かに感じた瞬間で、同時にDAYTONAの仕事をとても気に入っていただけました。作業終了後、近所の有名ラーメン店でご一緒にランチをして九州の面白いエリアや美味しい食材などを話していたら、予想以上に九州を好きになっていただけたようで

「よし、今から鹿児島行ってきます」

と、デイトナを出た後は更に300km南下した鹿児島へ向かいました(笑)

先ほど様子伺いのお電話しましたが、

「いや~、今桜島から鹿児島へ戻っています。火山が迫力ありますよね!」
「そうそう、インストールしたデーターですが、高速でもすごく良いです。アクセルが軽いし、トルクがあるから踏む量も少しで良いので燃費もノーマルより良いですよ」

と、とてもありがたい感想まで頂けました。

岩手県から鹿児島県まで計2,000kmの旅。帰りもある訳ですから4,000kmの旅。

「ありがたい」だけでは済まない。
僕の仕事に興味を持っていただき、高速代やガソリン代。そして時間を使い1,700km離れたデイトナまで来ていただけて、僕の仕事に対価を払っていただき評価していただき・・・そして九州を好きになってもらえた。
福岡で仕事をしているDAYTONAとしましてはこれ以上の喜びはない、僕の思い出に残る1日になりました。

2010年3月16日